北海道白老郡白老町末広町2丁目にある駅。白老町の代表駅。2020年のアイヌ文化振興施設「ウポポイ」のオープンに合わせ、駅舎のリニューアルや改札外自由通路の整備が実施された。また、「ウポポイ 民族共生象徴空間前」の副駅名も付いている。
駅南側にはウポポイのオープン前からある駅舎があり、中にはみどりの窓口が設けられている。
新しくできた改札外自由通路を経由して、「ウポポイ」のある駅の北側からも駅へ入ることができるようになっている。
改札外自由通路内には、改札内の跨線橋と繋がる臨時改札口が設けられており、一部の日を除く日中時間帯のみ利用ができる。営業時間内でも、列車の発着前後のみ扉が開き、それ以外は係員もおらず閉まっている。きっぷ売場は設けられておらず、すでに乗車券などを持っている人のみが利用できる。
ホームは国鉄型2面3線の構造。3番線は札幌方面専用の待避線となっている。また、1・2番線の間に函館方面の待避線があるが、ホームに面していないため旅客列車は使用できない。
駅周辺は白老町の中心地区で、住宅地が広がっている。駅前を通っている道道86号沿いを中心に、商店も数多く立地している。
駅前にはロータリーが設けられている。路線バスの停留所があり、苫小牧と登別温泉を結ぶ路線や、町のコミュニティバスが発着している。
駅の北側にはロータリーはないものの、駐車場が設けられている。ここから東方へ500メートルほど歩いていくと、「ウポポイ」がある。