浜寺公園 はまでらこうえん
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西口 | |
所属路線 | 南海本線 | |
所在地 | 大阪府堺市西区 | |
駅構造 | 地上駅 | |
ホーム構造 | 2面4線(切り欠きを含む) | |
停車列車 | 準急、普通 | |
乗り換え | 阪堺電軌阪堺線(浜寺駅前駅) <徒歩約3分> |
大阪府堺市西区浜寺公園二丁にある駅。
西口駅舎は私鉄最古のもの(1907年建造)で、国の登録有形文化財に登録されている。設計したのは、東京駅の赤レンガ造りの駅舎で有名な辰野金吾だ。この駅舎の中には改札口のほか、「浜寺ステーションギャラリー」が入っている。
駅は、2018年までに高架化される予定である。西口の駅舎は歴史的価値があるので、移築したうえで保存される見込みである。
西口の脇には“臨時改札口”もある。海水浴客が多くいたころの名残で、今は使われていないようだ。駅近くの海は埋め立て地で満たされ、いまや工場が建ち並んでいる。
さらに、駅の東側にも駅舎と改札口がある。うってかわってこちらはコンパクトな造りで、最小限の設備となっている。
ホームは2面4線だが、複雑な形状をしている。
和歌山市方面の1・2番線は島式ホームで、東口から構内踏切を渡ったところにある。
難波方面の3番線は西改札口を入ると真ん前にある。そして3番線を北へ歩くと、切り欠き部分があり、その部分が難波方面の待避線たる4番線になっている。4番線は改札口から離れた位置にあるので、西改札口には、次の電車が何番線から発車するのかを示す電光掲示板が設置されている。
1・2番線と3・4番線のホームは地下道でつながっている。地下道は、改札外の自由通路と部分的に共有している。
駅名の「浜寺公園」は駅から西へ徒歩数分の位置にある。
付近は閑静な住宅街。昔ながらの高級邸宅街も広がる。閑静さの代償か、商業施設は見られない。
・最終更新日:2015/10/26
・写真撮影日:2012/11/24