北海道上川郡剣淵町藤本町にある駅。利用客はほとんどなく、普通列車もその過半数が通過する。
広い盆地の只中にある駅だが、駅そのものは防風林に挟まれた場所にあり、ひっそりとした雰囲気を醸し出している。
駅の入口付近には木造の駅舎(待合室)がある。壁には「1984年」と書かれた落書きがあり、少なくとも35年以上の歴史はある駅舎のようだ。
中にはベンチが設けられており、その上にはなぜか料理の本が10冊ほど置かれている。
ホームは単式1面1線の構造。板張りのホームとなっている。
駅の周囲は田畑が広がっている。駅の近くには人家は数軒しかない。東へ1kmほど行ったところに10軒程度の集落がある。