北海道川上郡弟子屈町川湯駅前1丁目にある駅。川湯温泉の玄関口となる駅だが、温泉街は当駅から4kmほど離れており、バスなどに乗り継ぐ必要がある。
昭和初期に建造された欧風の駅舎が特徴的。かつて貴賓室も設けられていたが、のちに駅事務室と合わせて改装され、現在はレストラン「オーチャードグラス」となっている。
無人駅であるが、繁忙期に臨時で駅員が派遣されることがあるため、切符売り場の窓口はふさがれずにそのまま残されている。
ホームは相対式2面2線の構造。両ホームは構内踏切で連絡している。
駅舎には足湯が併設されている。川湯温泉と同じ酸性泉となっている。
駅前は広場となっており、車が転回できるようになっている。また、阿寒バスのバス停があり、列車の時刻に合わせて温泉街方面のバスが発着する。
駅周辺は数十軒程度の集落となっている。駅前通りには個人商店や飲食店も見られる。