和歌山電鐵貴志川線


2270系電車2275編成「たま電車」(和歌山駅)

 和歌山電鐵貴志川線(きしがわせん)は和歌山県和歌山市の和歌山駅から紀の川市の貴志駅までを結ぶ路線である。もとは南海電鉄の路線であったが、存廃問題の末、2006年に和歌山電鐵に経営が移管された。車両は南海のものをそのまま使っており、リニューアルされたもの以外は塗装もそのままである。また、標示や看板の類も南海時代のものが使われていることが多い。
 「いちご電車」などの特色ある列車の運行や、猫の駅長(たま駅長)といった取り組みで知られる。このような取り組みのほか、地元住民の利用促進運動もあり、移管後は収支が改善傾向にある。地方ローカル線の再生例として注目を集めており、動物を駅長にする試みは多くの鉄道会社に波及している。




駅名 駅名読み 停車駅 乗り換え 乗客数
[人/日]

位置

0.0 和歌山 わかやま JR阪和線・紀勢本線(和歌山駅) 2505





0.6 田中口 たなかぐち   80  
1.4 日前宮 にちぜんぐう   293  
2.9 神前 こうざき   363  
3.7 竃山 かまやま   261  
4.8 交通センター前 こうつうせんたーまえ   172  
5.4 岡崎前 おかざきまえ   371  
6.4 吉礼 きれ   300  
8.0 伊太祈曽 いだきそ   312
9.1 山東 さんどう   58  
11.3 大池遊園 おいけゆうえん   109  


12.1 西山口 にしやまぐち   166  
13.1 甘露寺前 かんろじまえ   287  
14.3 貴志 きし   671  

停車駅 … ●:停車
駅員 … ○→配置
乗客数引用元 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課『わかやま電鉄貴志川線 1日当たりの駅別乗降客数の推移』(データ年次:2010年度)※乗降客数を2で割り、切り上げた。

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