兵庫県佐用郡佐用町上月にある駅。姫新線内、兵庫県最西端の駅であり、姫路方面からの列車は当駅で折り返すものも多い。
駅舎は地元の特産物直売所の「ふれあいの里上月」との合築になっている。駅舎内には待合室やトイレの設備が備えられている。
ホームは相対式2面2線の構造。多くの列車は駅舎側の2番線を発着するが、行き違いの都合上、津山方面の列車の一部は1番線発着となる。両ホームは構内踏切で連絡している。
姫路~播磨新宮~上月間を運転する列車(キハ122・127系)と佐用~津山~新見間を運転する列車(キハ120形)では列車の床面の高さが異なるため、それに応じて2番線の高さが姫路寄りと津山寄りで異なっている。そのため、2番線を発着する列車は、車両の形式によって停車位置が異なる。
駅前にはロータリーが設けられている。
駅周辺は旧・上月町の中心地区にあたり、幕山川、佐用川沿いに集落が広がっている。