北海道中川郡美深町字開運町にある駅。美深町の代表駅で全列車が停車する。美深町が業務を受託している簡易委託駅で、窓口では常備券や補充券を使用して切符が販売されている。
1985年に廃止されるまで、日本一の赤字線とも言われた美幸線が分岐していた。駅舎の上の時計台に「美幸の鐘」と名づけられた鐘が吊るされており、特急の到着時などに鳴らされる。
駅の中には観光案内所と併設の売店があり、土産物などが売られている。
また、2階には美幸線の展示室があり、営業当時の駅名標や時刻表などが展示されている。
ホームは相対式2面2線で列車交換が可能となっている。二つのホームは斜向かいに位置しており、跨線橋でつながっている。
駅前には広場があり、駐車スペースが設けられている。また、名士バスの停留所があり、美幸線代替路線である仁宇布方面のデマンドバスが発着している。
駅周辺は美深町の中心地区となっている。駅前から国道へ続く道沿いには商店も点在している。