徳島県三好市西祖谷山村徳善西にある駅。特急を含め、全旅客列車が停車する。名勝・大歩危峡のそばに位置する駅である。
名前が面白いことで有名である。隣の小歩危(こぼけ)駅と合わせて話題になることが多い。この変わった名前は、崖を意味する昔の言葉「ほけ」に由来。大きな崖が続くところであるから「おおぼけ」と名付けられ、のちに「大歩危」と漢字で表されるようになったという。
駅舎内は待合室となっている。2010年に無人化されるまで駅員室として使用されていた部屋は、現在は観光案内所として活用されている。
駅周辺には少しの民家と、小型のスーパーが一軒(名前を「歩危マート」という)ある。また、大歩危峡は観光地であるため、少し離れたところには道の駅や宿泊施設もある。
また、ホームからは大歩危の渓谷を眺めることのできる遊歩道へ出ることもできる。