北海道稚内市中央3丁目にある駅。宗谷本線の終点にして、日本最北端の駅。
有人駅で、早朝と夜間を除いて駅員が配置され、みどりの窓口の営業が行われている。また、近距離兼券売機と指定席券売機が設置されており、窓口の営業時間内のみ稼働している。
鉄道駅は、「道の駅わっかない」として登録されている複合施設「KITAcolor(キタカラ)」ビルの一隅に設けられている。施設内には、鉄道駅のほか、バスターミナル、コンビニ(セイコーマート)、土産店、レストラン、映画館などが入っている。
ホームは単式1面1線の構造。簡素だが、そもそも当駅を出る列車は1日に7本しかなく、交換設備や車庫は隣の南稚内駅にあるため、これで十分のようだ。
ホーム上には「日本最北端」を表す看板やモニュメントがたくさん置かれている。また、列車が到着した際には、「日本最北端の駅、終点、稚内駅、到着です」というアナウンスが流れる。
駅前は広場になっており、ロータリーが設けられている。ロータリーからは宗谷バスの市内線などが発着している。
駅周辺は稚内市の中心市街地となっており、駅の東側には市役所などの公共機関が集まっている。また、小規模ながら、商店街も形成されている。