北海道川上郡標茶町字塘路にある駅。塘路湖の南側に位置し、周囲に自然観察施設や展望台、カヌー下りの乗船場があるなど、釧路湿原観光の拠点となっている。
駅舎はログハウス風となっており、中には待合室のほか、喫茶店が入居して営業を行っている。
「くしろ湿原ノロッコ号」は延長運転時を除き当駅で折り返す。ノロッコ号が到着したときのために、駅舎の外に臨時出口が設けられている。
ホームは相対式2面2線の構造で、行き違いが可能。駅舎側のホームに釧路方面、反対側のホームに網走方面の列車が発着する。両ホームは斜向かいの位置にあり、構内踏切で連絡している。
駅前、駅の南側には百軒ほどの集落がある。集落内には、観光客向けの店や宿泊所なども点在している。
駅の裏手にあたる北側には、釧路湿原が広がっている。