北海道網走市字北浜にある駅。オホーツク海のすぐ近くにあり、冬には沿岸に流氷が打ち寄せる風景が見られることもある。
木造駅舎の中、壁や天井には無数の名刺や切符が貼られている。訪問した旅行客たちの間で自然に定着した風習だという。
無人駅で、駅の事務室だった部屋は、現在は喫茶店「停車場」となっている。
ホームは単式1面1線の構造。
駅舎に隣接して展望台が設けられている。遠く続く線路とオホーツク海を望むことができる。
駅周辺は小さな集落となっている。駅周辺には、郵便局、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどの店や施設がある。
駅の東方1km弱のところからラムサール条約登録湿地の濤沸湖が広がっており、その沿岸には環境保全活動の拠点となる「濤沸湖水鳥・湿地センター」がある。